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【初心者向け】これだけは抑えたい一眼レフの基礎知識

こんにちは!たけちです。

今回は、一眼レフの基礎的な知識をカメラを買ったけどいまいち使い方がわからない人に向けてお伝えできればと思います。

自分の場合は、コロナで収入がゼロになり、1からカメラにフルコミットして今ではカメラの案件を頂くことができています。

その中で初心者のうちに「知っておくと役立つ!」という知識をお伝えできたならなと思います。

0からの立ち上がりを経験しましたので、本記事は近い目線で見れるのかと思います。ぜひ最後までご覧ください。

 

一眼レフ設定

一眼レフ設定は初心者の方もつまずきやすいポイントです。本項では一眼レフで大事な3つの設定について書いていきます。

  1. シャッタースピード
  2. F値
  3. ISO感度

シャッタースピード

シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間です。

1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒のように表します。早くすると暗く、遅くすると明るくなるイメージです。

設定する際は程よいブラー(ブレ感)がでるため、撮影フレームレートの2倍の数値を分母に設定するのが基本となります。

例えば…

30fps→1/60  60fps→1/120  120fps→1/240

F値

背景などをぼかす機能のことです。F値が低ければ低いほど明るくなり、より背景がボケるということを頭に入れておけばひとまず大丈夫です。

被写界深度(ボケ味)を調節するということは「ピントの合う範囲」を調整するということです。

引用元:https://camera-web.jp/beginner/fnumber

F値は1番低い(開放)ところから初めて、被写体の輪郭までしっかり写っている値を見つけて撮影するのがオススメです。

背景がボケていればいるほど被写体は目立つので、被写体をより目立たせたければ、F値を下げるように使うといった形で考えます。

ISO感度

ISO感度とは、カメラに入ってきた光を画像センサーが感じとる度合いです。

ISO感度を上げると明るくなりますが、ノイズがひどくなります。逆も然りで、ISO感度を下げると暗くなりますが、ノイズは少なくなります。

設定するときは、映像が暗くならない1番低い値を選びます。

 

一眼レフモード

一眼レフカメラならではのモードについて解説します。

まずはピントを合わせる「フォーカス」のモードからいきます。フォーカスモードにはAFとMFがあります。

・AF(オートフォーカス)→ピントを被写体に自動的に合わせる

・MF(マニュアルフォーカス)→ピントを被写体に自分で合わせる

物撮りの場合被写体が動かないので、撮りたい場所にピントを固定することで無駄なピント送りが起こらないです。ピント送りが起こると素人感がでるためです。

また、AFには3つの種類があります。

  1. AF-S(シングルAF)
  2. AF-C(コンティニュアスAF)
  3. AF-A(AF制御自動切り替え)

AF-S(シングルAF)

シャッターボタンを半押しするとオートフォーカスが働きます。一度ピントが合うと、ピントはそこで固定されます。風景やスナップなどの止まっている被写体に向いています。

つまり、自分が動いてもピントは最初ロックされたところで固定した状態になります。

AF-C(コンティニュアスAF)

シャッターボタンを半押ししている間中、オートフォーカスが働き、ピントを合わせ続けます。スポーツ撮影や鉄道写真など、動いている被写体に向いています。

つまり、自分が動く動かない関係なしに、動いている被写体にピントを合わせ続けます。

AF-A(AF制御自動切り替え)

シャッターボタンを半押しすると、被写体が止まっているか動いているかが自動で判別され、AF-SとAF-Cが切り替わります。いろんな種類の被写体を同時に撮る時や、手動でフォーカスモードを切り替えたくない時に使用しましょう。

つまり、1度の撮影に何度も切り替えたいときに使います。

カメラのモード

一眼レフカメラでよく使う4つのモードです。

  1. P(プログラムオート
  2. Av•A(絞り優先オート)
  3. Tv•S(シャッタースピード優先オート)
  4. M(マニュアル)

P(プログラムオート)

 露出を任せるモードです。露出補正、ホワイトバランスを操作可能です。

Av•A(絞り優先オート)

 F値を操作するモードです。シャッタースピードやISO感度などをカメラが調整してくれます。

Tv•S(シャッタースピード優先オート)

シャッタースピードを操作するモードです。ISO感度、F値カメラが操作してくれます。

M(マニュアル)

全て自分で調整するモードです。慣れていないうちでもMモードで逐一設定していれば、どの現場に行ってもすぐに変更できる対応力がつきます。

ピクチャープロファイル

ピクチャープロファイルとは映像の特長を決めるパラメーターを調整、変更するメニューです。ソニーのカメラだけに搭載されており、撮影後の編集を考えて選択します。

PP1:動画用の標準的な設定

PP2:写真用の標準的な設定

PP3:自然な色合いを出せる設定

PP4:ITU 709という色の規格に忠実な設定

PP5:落ち着いた調子の映像にする設定

PP6:PP5をさらに編集することを想定した設定

PP7:編集後にグレーディングすることを前提とした設定

PP8:編集後のグレーディングを前提とし、さらにフィルムルックに寄せた表現をするときの設定

PP9:PP8よりさらに広色域な表現が可能な設定

PP10:明るいところも暗いところもちゃんと表現するための設定

Log

白飛びや黒つぶれを抑えた撮影方法です。全体的に色を抜いてあるので白っぽい映像になります。

なぜ白っぽくなるかというと、カラーグレーディングを必要としている撮影だからです。白に近づけることで色を乗せやすくしています。

動画編集の時に自分のイメージしている色にできる

Log撮影のモードがないカメラは彩度とコントラストを下げると似た感じで撮れます。

フリッカー

フリッカーとは蛍光灯のちらつきのことです。蛍光灯は常時点灯しているように見えますが、実は周波数が決まっており細かく点滅して光っています。

光の波が私たちには見えませんが、カメラは捉えてしまうので、注意が必要です。また、東日本と西日本で周波数が違うから気をつけます。

シャッタースピードを設定するとき東日本は1/50 西日本は1/60

映像を撮るときは、少しブレた方が人間の見ている視点に近いので、1/100か1/120を使用します。

 

撮影技法

映像が何を伝えるのかによって撮影技法も変えていくのが良いです。本項では8つの撮影技法を書きます。

  1. 静止
  2. 横移動
  3. 縦移動
  4. ズーム
  5. 足を踏み出さない
  6. 手を固定させる
  7. ストラップを使う
  8. 焦点距離の小さいレンズを使う

静止

カメラを動かさないで定点で撮影する方法です。静止して撮るときは動きのあるものを撮ると面白い画になります。

横移動

カメラを左右に振る動きです。よくあるパンの動きは通行人などを追従する使い方です。

縦移動

カメラを上下に振る動きです。ワンモーションで建物の情報と被写体の情報が伝えられるのが特徴です。

ズーム

カメラ内でズームしたり引いたりする動きです。ズームをするとブレやすくなるので、手持ちで撮影するときはあまりズームを使わない方が良いです。

動画撮影はとにかくたくさんのシーンを撮ってテンポよく繋げることが重要です。手ブレがあるとせっかく良い動画を撮っても、作品が台無しになります。

足を踏み出さない

足の振動で手ブレが必ず発生してしまうので、体の重心移動だけで撮影をすると良いです。先に動きたい範囲を決めておくと後で移動が楽になります。

手を固定させる

手を動かしても手ブレが発生しますので、動くときは自分の手が固定されているイメージで撮影します。

体は一定でも手が動いていたら意味がなくなります。ですので、自分はロボットになったつもりで撮影することを心がけましょう。

ストラップ使う

ストラップを使うと張力で手ブレが軽減されます。ずっとバランスを取るよりもずっと力を入れていた方が安定するので、ジンバルがない限りはストラップを使って撮影すると手振れが少なくなります。

焦点距離の小さいレンズを選ぶ

広角のレンズであればあるほど手ブレは少なくなるので、撮影する際は、なるべく焦点距離の小さいレンズを使うと手振れが少なくなります。

 

時間帯によって違う光

太陽は時間によって位置が変わりますよね。太陽に位置次第で映像表現が変わるので、使い分けていきます。光の種類は4つです。

  1. 朝の光
  2. 昼の光
  3. 夕方の光
  4. 夜の光

朝の光

シネマティック撮影などのおしゃれ、エモい系の撮影に向いています。また、光がそこまで強くないので、白飛びする心配も少ないのが特徴です。

撮影するとき朝は、通行人が少なく、写り込みなどを気にしなくて良いです。

昼の光

木漏れ日などが出やすく、安定した写真が撮れる時間帯です。朝と比べると光が強くなり写真が白くなりやすいのが特徴です。

太陽の光が上に来ているので、建物の影などは出づらいです。

夕方の光

ドラマチックな撮影がしたいならこの時間帯です。夕日が沈む時間はマジックアワーと呼ばれ、写真を撮るベストな時間なので、この時間を狙うと良い写真が撮れます。

また、影が一番長くなる時間なので、コンテンツに入れたい場合はこの時間を狙うと良いです。

夜の光

街の灯りが綺麗に撮れるのがこの時間帯です。ライトアップやイルミネーションを撮るときは手ブレなどに気をつけます。

星空などを撮りたい場合は光を取り込む時間が長くなるので、三脚が必要になります。

 

撮影時の8つの距離感

撮影する際距離感が一定だと、動画にメリハリがつきにくくなります。そこで、8つの距離感を使いこなし、状況にあった距離感で撮影することが大事です。

  1. エクストリームワイドショット
  2. ワイドショット
  3. フルショット
  4. ミディアムフルショット
  5. ミディアムショット
  6. ミディアムクローズアップ
  7. クローズアップ
  8. エクストリームクローズアップショット

参考元動画

エクスリームワイドショット

ロケーションの場所を伝えるために使用します。使用場所は奥行きのある自然が使えます。

ワイドショット

ロケーションの場所を伝えるために使用します。どこで誰が何をしているのかがわかりやすい距離感なので、状況を説明させるためにシーンの最初あたりに組み込むと良いです。

フルショット

つま先から頭までが画角に入り、どんな人なのかがわかるようになる距離感です。景色が良くて移動しているシーンなどで使うと良いです。

ミディアムフルショット

被写体の膝から上を撮影することです。表情がわかってくるようになり、かつ背景や動作も伝えることができる撮影距離になります。

ミディアムショット

腰から上あたりのショットの距離感です。座っているシーンなどでよく使用されています。

ミディアムクローズアップ

胸から上のバストアップと呼ばれる距離感です。映り込むものが少なくなり、より表情などがわかるようになります。

クローズアップ

首から上を写す距離感です。笑顔や困り顔などの表情よりわかるようになり、ストーリーの共有がしやすくなります。

表情もストーリーを予測させるポイントになるので、同じシーンが続く場面などに使用すると良いです。

エクストリームクローズアップショット

顔のパーツまでを移していく距離感です。顔全体だけではなく、パーツがわかると視聴者がどこに注目すれば良いのかが容易になります。

 

道具を使った撮影

動画撮影では道具を使うことで映像としての質がぐんと高まります。本項では3つの道具を取り上げます。

  1. レフ板
  2. NDフィルター
  3. ライト

レフ板

光を反射させるものです。主に逆光撮影で強い影を和らげたり、暗い部分を明るくするために使用します。

光を反射させるときにはレフ板の色も影響してきます。例えば銀色だと光を強く反射させるたり、黒色だと光を吸収して光を抑えた撮影をすることも可能です。

NDフィルター

明るさを抑えてくれるフィルターです。サングラスのように薄暗いフィルターを通して明るさを減少させます。

映像を撮るときはシャッタースピードが変更できないため、NDフィルターを使って明るさを調整します。

ライト

照明は撮影において重要な要因の1つです。ライトを使うことで以下のような効果を得られることができます。

  • 十分な光量を確保する
  • 色彩をコントロールする
  • 立体感を作る
  • 雰囲気の演出

撮影現場では照明を適当に設置すれば良いというわけではないです。下記は照明を設置するためのポイントについてです。

  • 照明ポジションから直接光や余計な反射光がカメラに入らないようにするこ
  • 被写体の形をしっかりと表現できること
  • 被写体の立体感とか材質感をしっかりと表現できること
  • 影は1つにするか、または全くないようにすること(影が二つあると不自然)
  • 影の濃さが最適になっていること

オススメの照明の当て方

正面斜め45度、高さも上斜め45度から照明を当てるやり方です。

メリットは、立体感を強く出すことができますしかし、デメリットは影が強く出過ぎてしまう場合があります。

 

まとめ:まずは正しい知識をつけてから撮影

一眼レフを始めたらまずは基礎的な知識を抑えた上で撮影に臨むことをオススメします。なぜなら撮影の知識がない状態とある状態では成長スピードが格段に違っていたからです。

感覚で撮影していても「なぜこの設定なのか」というものを理解していないと何回やってもクオリティにばらつきが出てきます。

もしカメラの仕事を貰いたいのなら感覚ではなく、根拠を持って仕事をしましょう。そうすると自分の自信にもつながります。